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ukabisを活用してこども食堂への支援を実現する-クラダシ- Part 2

株式会社クラダシ 人事広報部 広報・基金運営グループ グループリーダー 中野奈緒子

実証報告2022-12-20

フードロス削減を目指し、食べられるのに捨てられてしまう商品をおトクに販売するKuradashiを運営するクラダシがukabisを活用してこども食堂を支援するための実証実験を繰り返し、実現に向けた歩みを進めています。

Part 1はコチラから

こども食堂の参加が増えて、見えてきた新しい課題

クラダシはukabisを活用した企業とこども食堂とのマッチングを始めるために、2回目の実証実験をコンソーシアムと協力しながら、2022年10月~11月にかけて実施しました。
20か所以上からの参加申し入れがありましたが、利用手続きや規約締結などを経て、最終的にはこども食堂への中間支援団体を含む12か所へのマッチング・寄贈が実現しました。
食品はマルハニチロから約2,660袋の冷凍食品が提供されました。前回の実験より実際の運営に近い、こども食堂からの注文順に提供先が決定されていく形を採ることもできました。

前回の倍の数のこども食堂とのやりとりを始めてみると、新たな課題が明確になりました。こども食堂は規模の大小や開催頻度の多少の差が大きく、冷蔵冷凍庫の大きさもまちまちです。また、ITへの慣れの差も大きく、商品の案内をしても発注がないこども食堂があるなど、追加の案内対応をすべきかどうかを悩む状況がありました。
マニュアル作成や電話対応など、人手がかかることによるコスト増を防ぐ仕組み作りを目指すクラダシとしては、改めてスムーズな運営を実現する難しさを感じました。

ukabisとクラダシのデータ連携で拡がる可能性

食品提供会社からukabisにエントリーされた食品のデータをクラダシ側の仕組みで活用する部分については、特に問題なくデータ連携が実現でき、技術的に問題なく実行できました。
ukabisが食のサプライチェーンを支える情報を一元的に取り扱うプラットフォームになると、こども食堂やフードバンクへの寄付という形での支援だけでなく、Kuradashiのビジネスにとっても、素晴らしいことだと感じています。これまで以上にスムーズなマッチングにつなげられる可能性があります。

12月には3回目の実証実験があります。1回目、2回目は大阪をエリアとして設定して行いましたが、地域を広げて試すこと、また配送コストの低減についての検証を想定しています。これらは今後のこども食堂支援の継続に向けて重要な検討事項であり、クラダシの掲げる、誰でも気楽にソーシャルグッドに参加できる仕組みを作るためにも重要なポイントです。

(Reports Part 3に続く・1月公開予定)