ukabis あらゆる食に、新たな価値を。

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ukabisとは

近年、高まる消費者の食品の鮮度や品質に対するニーズへの対応、本来食べられるのに廃棄される食品「フードロス」の削減を実現するために、フードチェーン(食の生産、加工・流通、販売・消費、資源循環、育種/品種改良)の変革が求められています。

また、日本の農業は、後継者不足、貿易自由化の中での国際競争力の強化などの課題に直面しており、イノベーションによる高付加価値化・生産性の向上や、2030年に5兆円を目指す「農林水産物・食品の輸出拡大実行戦略」実現のためにも、フードチェーンの再構築が喫緊の課題といえます。

これらの課題に対応するため、第2期戦略的イノベーション創造プログラムでは、ICTを活用し、国内外の多様化するニーズなどの情報を従来の産業の枠を越えて連携することで、生産者の持つ可能性と潜在力を引き出し、ビジネス力の強化やサービスの質の向上を図るとともに、需給マッチングや精密農業を通じてフードロスの削減にも資する、「スマートフードシステム」の実現をめざす研究開発に2018年度から取り組んでいます。

スマートフードチェーンプラットフォーム「ukabis」は、このスマートフードシステムを支える生産、加工・流通、販売・消費、資源循環、育種/品種改良におけるデータ共有を可能とする情報連携基盤です。

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名前の由来

このスマートフードチェーンプラットフォームは循環経済化を目的に、食の生産、加工・流通、販売・消費、資源循環、育種/品種改良に到るまで、データ連携を可能とすることで新たな価値を生み出したいという思想のもとに生まれました。

そこで食のあらゆるシーンに関わり、見守り、成長を支える存在となることを目指して、ネーミングは、陸の恵みである五穀豊穣の神様・宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)と、海の恵みである豊漁の神様・恵比寿天にあやかった造語としました。

ukabisにできること

フードチェーンにおける様々なデータを連携するプラットフォームであるukabisが整備されることによって、需要と供給のマッチングの高度化や、物流の最適化による食品廃棄ロスの削減、トレーサビリティの確保による食の安全性の担保、生産者と消費者のコミュニケーションの促進といったスマートフードシステムが想定する新しい社会システムが実現されていくことになります。
具体的なイメージとしては、青果物等の商品につけられたQRコードを読み取ることで、BtoBでは生産履歴情報や流通の取り扱い情報が容易に取得でき、BtoCでは生産者のPR情報や安全性に関する情報が容易に消費者に発信できるような未来を実現します。さらに、ukabisは海外での利用も想定して開発しており、輸出における伝票電子化(EDI)や手続きのデジタル化による加速、トレーサビリティの実現による偽装・偽物対策など、農林水産物・食品の輸出加速化に貢献することが期待されます。

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トップからのメッセージ

ukabisで「思い」をつなぎ、食の未来を変えよう

小林 憲明SIPスマートバイオ産業・農業基盤技術 プログラムディレクター

日本の食の基盤が揺らいでいます。次の世代の未来を考えるとき、いま必要なのは、農業の持続性と食の付加価値を高め、資源の循環を考える「食のサステナビリティ(持続可能性)」の実現です。その一つの支えとなるべく、新たに誕生したデジタルインフラがukabisです。さまざまな思いをもって活動する人や組織同士がつながり、課題を解決し、食の未来を変えていくukabisに、あなたもアクセスしてみませんか? ぜひ一度試してみていただき、できること、できそうなことを体験してみてください。できるかどうかのアイデア提案も大歓迎です。

innovation

ukabisの利活用でつながる世界が、あなたのビジネスにイノベーションを起こします

  • あなたのビジネスを
    ダッシュボードで加速

    ukabisに会員登録をすると、ご自身がukabis上で取り扱う商品や流通に関するデータが見える化・一覧化され、ダッシュボードを通じてデータの管理・分析ができるようになり、あなたのビジネスを支援・加速するインサイト(気づき・洞察)が得られます。

  • トレーサビリティの
    実現

    ukabisでデータを連携することにより、出荷から消費までの一連の流通工程のトレースが実現可能となります。また、生産者や産地などの商品情報が容易に参照できるようになるため、消費者に対して商品の魅力を強くアピールすることができます。

  • 各種認証の取得や
    運用が容易に

    ukabisの活用により、各種認証の取得や運用が容易になります。2022年度以内に制定を目指す「フードチェーン情報公表 JAS(生鮮食品)」(仮称)もそのうちの一つです。今後ukabisを通じて急速に広がるデジタル認証が、あなたのビジネスを加速させます。

SDGs

ukabisによる未来とSDGsへの貢献

ukabisは、持続可能な社会の実現を加速すべく、世界が直面する様々な課題に立ち向かうプレイヤー同士の連携を推進します。
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

  • 01超高齢化社会に対して

    2050年の日本では、65歳以上の高齢者の割合が総人口の約4割を占めると予測されており、経済の急激な衰退や社会保障制度の破綻が懸念されています。「食」の領域においては、経済の活性化のために早急な食品の高付加価値化や輸出の拡大が望まれています。また、食を通じた高齢者の健康維持も大きな課題の一つです。豊かで健康的な未来を迎えるためには、多様なプレイヤーの参入が必要不可欠です。ukabisはデータ連携基盤として、様々なプレーヤーをつないでいきます。

  • 02人口減少社会に対して

    日本の人口は、2055年までには1億人を割ると予測されています。「食」の現場においても、AIやIoTなどの先端技術を活用した農業現場の自動化や、国内外の共同物流といった推進を強化する必要があります。持続可能な社会の実現には、効率化や省力化を踏まえたデジタルによるアプローチが必須であり、ukabisによるデータ連携が有効なソリューションとなります。

  • 03環境変動に対して

    地球温暖化や気候変動による自然災害などの影響によって、水不足や食糧不足が大きな社会問題になってきています。無駄を極力省くことを目的とした需要予測によるフードロス削減の取り組みは、昨今の重要なテーマであり、短期間かつ効率的に育てられる作物の開発や、これまで利用されていなかった農業資源の活用も欠かせません。ukabisに連携されている膨大なデータを活用することで研究期間の短縮が可能となり、そこから導き出される成果が新たな価値と未来を作り出します。

2050年の日本では、65歳以上の高齢者の割合が総人口の約4割を占めると予測されており、経済の急激な衰退や社会保障制度の破綻が懸念されています。「食」の領域においては、経済の活性化のために早急な食品の高付加価値化や輸出の拡大が望まれています。また、食を通じた高齢者の健康維持も大きな課題の一つです。豊かで健康的な未来を迎えるためには、多様なプレイヤーの参入が必要不可欠です。ukabisはデータ連携基盤として、様々なプレーヤーをつないでいきます。

日本の人口は、2055年までには1億人を割ると予測されています。「食」の現場においても、AIやIoTなどの先端技術を活用した農業現場の自動化や、国内外の共同物流といった推進を強化する必要があります。持続可能な社会の実現には、効率化や省力化を踏まえたデジタルによるアプローチが必須であり、ukabisによるデータ連携が有効なソリューションとなります。

地球温暖化や気候変動による自然災害などの影響によって、水不足や食糧不足が大きな社会問題になってきています。無駄を極力省くことを目的とした需要予測によるフードロス削減の取り組みは、昨今の重要なテーマであり、短期間かつ効率的に育てられる作物の開発や、これまで利用されていなかった農業資源の活用も欠かせません。ukabisに連携されている膨大なデータを活用することで研究期間の短縮が可能となり、そこから導き出される成果が新たな価値と未来を作り出します。